マペトが選ぶ 2019年個人的年間ベスト

今年は断捨離と消費を繰り返し、その率が徐々に狭くなってきた。

そして今年はかなりライヴをやったし、自主企画も多い、大変だった。あまり平和を想う様な余裕は今くらいじゃないだろうか?マア、いい。とにかく毎年毎年全力でいく、来年はもっとライヴは増やすがストリーミングでいいアルバム作ったから、あと去年に負けない作品量とセッションをやっていたので30歳になるのに後悔はない。

やることをやる。

DJ Krushモデルのミキサーをゲットした影響、トランペットを少し体得した影響、 machineからMPCLIVEをメインシーケンサーに変えた影響かどうしてもビートの話になる。

西好きにとってDJプレミアの存在は、自身のビートアプローチと向き合う中で、ループ感覚というよりネタの切り方参考にさせてもらった。ピートロック、Jディラ、MF DOOM RAS G あたりもかなり聴いた。来年はウータンのソロをもっと集めたい。

ギャングスタラップが大好きです。エレクトロニカも好きですが、ヒップホップの二枚使い→808やコラージュ的とも言えるサンプリング感覚→NY派のサンプリングとここで一度黒さでプレミアはヒップホップに思想としてのサンプリングを定義した様に思います。

 それとは別でIDMエレクトロニカという流れのなかで、レイハラカミ、サーフ、などのポップス寄りのエレクトロニカ、オーガニックな感覚に自分はついていけず、自分は曲のBPMを下げていくことになります。LAビートにやられました。そんで今。

フライングロータスがJAZZに接近した、否フライングロータスが接近したものっていうのはスピリチュアルジャズフュージョンR&Bの融合で、そこに迎合した現代ジャズには、ビバップの時代やフリージャズ、エレクトリックマイルス。そこらへんの熱い人達のやってた人よりは思ったよりロックできてない。だいぶ遅れている。という感覚を持ちます。

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フライングロータスはやっぱりコズモグランマまでは一生聴いていくミュージシャンですが、今年のFlamagraについてはこの作品ではヘッドハンターズの様なもので、初期のドープにこだわる姿勢からは後退してしまった印象を受けてしまいます。しかし作品の普遍性という意味では今年の作品の中でも熱い作品だったなあと思います。やはり余白がないと書道ではないということですかね。ビート気持ちいいんだけどなあ・・でも通して聴いちゃったよ笑気持ちいいアルバムですね。

 

One Of The Best Yet Gang Starrとこれがブッダブランド!に関してはもう本当にこういうのがいい。これがオレの求めていたものだ。と声だかに言いたいです。

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この二枚に関しては説明不要でしょうか笑

相方の遺骨を持ち込んでスタジオで買い取ったアカペラで超豪華ゲスト陣でかつ媚びない。個人的にはトライブのラストアルバムより好きですね。あれもまた名作ですがこの内容をギャングスター名義で・・プレミアは深化してます。

アルバムまでブッダ行かなかったのは残念ですがここら辺の再評価の意義があります。けっきょくヒップホップはブームになったけど、当然荒もみえてくるんですよね。CQのソロアルバムも楽しみ。

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イルマザファキシ!!!!!!!!

 

MAN MAN 志人と440の降神君は太陽の完成系なども日本語ラップよかったもの。 Shing2はもはや内容いいのにバズらないですね。攻めた曲があればなあ。Applemusic貼っておきます画像はMAN MAN

https://music.apple.com/jp/album/246911/1457554301

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JESUS IS KING Kanye West これは始まりに過ぎないぽいですが既に名作です。ストリーミングしかないのでみんな聴いてみよう。天才です笑

良いものは良いし、今年のグラミーはカニエでいいでしょ笑出すたびに良くなってる。JB、マイルス、プリンスの様な男ですね。革命家です。

 

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9 LIL KIM

これはよく日本盤が出たなというか・・熟女すきにはたまらないですが。Go Awffは名曲ですね。個人的にはスターなので(90年代USフィメールでは一番好き)やっぱネイキッドの後にこれだと・・とおもうところはありますが、ビートは結構面白いです。それでも普通に乗るのはリルキムのリルキムたる、ウン、マア、ノートリアスキム。CIARAの新作も良かったなあ。純粋にEDMじゃないダンサブルなR&B。ニッキーの引退は痛い・・今ミックステープをきいています。。

 

ロックだと

60年代ばっか聴いてました。ジミヘンが一番かな、あと70年代から80年代後半のストーンズは素晴らしいとか思ってました。プリンスもロックスターという意味では再発含めブックオフに名盤がたくさん落ちてるし笑 聴きに聴きました。オリジナルズよりパープルレインの再発の方が全然ハマりますね。ジミとかクリームとかいるのにゼッペリンがデビューしてもなあ・・という当時の評価もなんとなく理解できました。

 

 

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この作品については帝王好きとしては素直に喜べないですよね?これは日本盤のライナー参照なんですが、当時のメンバーが現代にでも聴けるマイルスにミックスやオーヴァーダブをしていったそうです。グラスパーとマイルスもゴミだったけど、マイルスの再発のアーティストなんてストーンズスロウのナレッジみたいな奴が適任なんですよ。マイルスが自伝やその他文献で語っていた”ストリート向け”なサウンドではないです。強いて言えば最後の一番飾りないヴァージョンのために買うのはアリでしょう。

しかし、お蔵入りになった後のTUTUの続編と考えれば、帝王も納得してくれるかな?ちなみに音はめちゃめちゃモダンなミックスと言えましょう。

 

The Nothing Korn Fear lnoculum Tool ここら辺はトゥールは名作認定されているので置いておいて。

コーンはクソ名盤です無題以外のコーンの作品が全て名作だ!というオレの感覚でものを言ってますが録音が前作から大分良くなっているし、それでいて、コーン独特の鳴りを虚飾もなく、ユニゾンで隙間の比較的多いリフでごり押しする感じ。

ノットフェス行きたいなあ。マンソンもくるし。ああスリップノットはストリーミングで聴いたけど大分残念でしたね。そもそも彼らは特殊な編成を売りにしたサウンドをできていたのって1枚目だけなんでまあ仕方ないとしよう。

 

日本でもっと激しいサウンドを出している人がいますよ

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この人の伸び白は無限大ですね。トラブルがなければ5年後チケット取るの大変になりますよ。なんとなくハジメPも含めめちゃめちゃ貪欲ですよね。そういうところが面白いです。サウンドも統一感はないんですが、曲も書くし、リュウキュウディスコの人とか起用が以外です。 EDMも取り入れたと書いてありましたが、ダブステップの割とテクノライクな音色で、そこはさすがです。歌はめちゃめちゃ上手いですが流行におもねらない、オリジナリティのあるオタマのあるアンビエントも取り入れていて、まあ使う機材によってサウンドって変わるもので、同じシーケンサーをずっと使ってる、AIRAシリーズだと思うんですが(テクノむけ)、そこが信頼できます。

ワープ30周年ですが自分は808の新作がよかったです。

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一曲目試聴して一発でやられました。電気グルーヴの30も今年ですね。ここはルーツですね。

電気の新作はリメイクとライヴでやっていた曲のリエデットが中心ですが、ビート軽めでベースで押してくスタイルとお馴染み曲をかなり踊れるスタイルに開放してた様な印象があります。瀧のことがあったんで聴けなかった時期もあったんですが、30周年で一番モダンな感じを出してくるあたりは、本当に卓球は天才だなと思います。ベースすらルートを追わないで歌うスタイルは正直一番影響受けたのかな。逆に志人がベースのリフだけのトラックでメロディを作ってしまう天才です。

 

そう言えばダンジョンが続いているのとルポ川崎などやストリートファッションがまた人気になってきて今年の春アディダスの黒上下買いました。夏はビーサン、これZEEBRAイズム。アディダスでいえばカニエコラボのシューズプレミアついてて買えませんねえ。。スニーカーもう一足と思っていたので。冬はディオラートとセクポで昔買ったものとストリートぽいのを合わせて着る。っていうか着てます。あ、でも春ブラックスモーカーのパーカーはゲトりましたね。気に入ってます。

NEW ERAとTHA BLUE HERBのコラボキャップは売り切れでした。。年末彼らの周りの人たちのパーティ行くんですよ。

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これがMV解禁で結局会場限定シングルになる。ライヴDVDもおまけについてきてインスト版もついて2枚組客演なし150分此の世で最も自分の音楽を見切りつつ追求し、自分でもDVDも観て、観にいったラッパーの一分も思い出しながら、リリックは BOSSの中でファーストで札幌に本物がいるという東京中心な日本のヒップホップを弧墳したファースト、マミーDとのビーフバチバチで解体されたサンプリングコラージュビートと、闘うための哲学を語るセカンド。

ここからボスはもうオレらとはお前らを含めたオレらになった決意。ライフストーリーからトータル、ソロ ミックスで総括して新章にして振り返り、時には初期衝動なんてとっくにないと狼狽する BOSSに終わりかな、と思わせすらする。(行けなかった)野音

それまでとこれからを綴った超大作だ。ビートはできる限り同じプリセットでプログラミングされている様に思える。エレクトロンなどのキンキンしたビートではなくオールドスクールなビート。低音出てないのでビンテージですか?それともMPCXで弄ったのかな?そこに強烈なベースがコードを作り和音すら作り上げていく ONO。DYEのカットはさんぴん跨ぎバトルブームを乗り越えた男のブルースになり、誰かのためにうたった歌だったり。これしかない。以上!!!

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オレも来年は元々ミックスメディアと思って作ってきた庭はドンドン他のジャンルにも発信していきます。地道に足元固めて、浮ついても帰ってくる場所があればオッケーだ。フォローミー。