オレの未来に乾杯。

現在から過去のオレの腐った魂を引きずり回して

制御できない気持ちを我慢して

ロボットだった。

オレはロボットだ。皆もロボットよ。

手前で手前を調律する秋田犬、飼い主にも噛みつく気兼ねのあるこの俺様。

しかし鎖に繋がれている事実から贖えない。

助けを乞うている敗北の遠吠えじゃない。

自らの存在を認識させるための力のある獰猛な雄叫びだ。

いつまで負け犬の記憶にすがるんだ貴様らは。超越しろ。

自らの腹に包丁を刺して歪つな子供を堕ろせ。

お前は悪魔の子。オレはお前を嫌う。

俺の身体もお前の身体も腐りかけの家畜の匂いがする。

また倒れるのか。いつ闘うのか。死を前提に行って来い。

お前に用があるのさ。その醜い瞳に何を映す。